前へ
次へ

成人式は内祝いで静かに

「よくぞ成人してくれた」とたいていの親はこう思うに違いありません。手塩にかけた子どもが成人を迎えるまでに無事成長してくれたからです。「無事」と書きましたが決して「なにごともなかった」のではありません。「よく風邪をひいた」「自転車で転んで足にけがをした」「学校でいじめられた」──、親であれば誰でも多かれ少なかれ、こうした心配をしているでしょう。あの小さくてひ弱だった我が子が成人式を迎えるまでになったのです。親にとってこんなにうれしいことはないでしょう。自治体主催の成人式はよくテレビなどで報道されます。晴れ着を着飾った新成人の姿は晴れやかです。賑やかな笑い声も聞こえてきます。近い未来を背負う若者たちが大勢います。こうした公的な成人式もいいものですが、一番成人を喜んでいるのは親、兄、姉、弟、妹、そして祖父母、伯父、叔父、伯母、叔母、さらにいとこたち。友達や学校の先生、近所の大人──、これら身近な人たちに違いありません。こうした人たちこそが新成人を小さいころからよく知っているのです。こうした身近な人たちによる内祝いこそ、素晴らしい成人式になるに違いありません。

Page Top